クラニオセイクラルとは、日本語で頭蓋仙骨療法と言います。
クラニオは英語の接頭語で、頭蓋骨を意味し、
セイクラルは、同じく英語で、仙骨を意味します。
クラニオセイクラルの中でもいろいろな種類がありますが、その中でも、クラニオセイクラル・バイオダイナミクスは、最もソフトで、やさしく、そして、とても深く心身に働きかけます。
100年ほど前、米国にてオステオパシーを学んでいた、ウイリアム・サザーランド博士の発見を発端として、多くの博士によって研究が重ねられ、
今日のクラニオセイクラル・バイオダイナミクスに発展しました。
今もなお、多くの先生の研究により、さらに発展する可能性を秘めた療術でもあります。
サザーランド博士は、脳の側頭骨といわれる耳の辺りにある骨が、魚のえらのように動いているのではないか、との仮説を立てて、ご自分で作られたヘルメットのようなものをかぶり、脳脊髄液の流れを研究されました。
その研究こそがまさに、その後のクラニオセイクラル・バイオダイナミクスの発展の大きな基礎を作ったのでした。
とても大雑把に説明をいたします。
まず、頭に触れると髪の毛の下に、頭皮があります。
その下には、頭蓋骨があります。
もっと奥には、大脳や中枢神経がありますが、この頭蓋骨と大脳の間には、脳脊髄液という液が流れています。直接脳が、ぴっちりと頭蓋骨にくっついていると、何らかの物理的な衝撃があったときに、直接脳にダメージを与えてしまうのですが、この脳脊髄液は、クッションのような役割を果たし、衝撃を吸収してくれるのです。
だからこそ、脳脊髄液にはショックやトラウマなどの痕跡を残しているのです。
クラニオセイクラル・バイオダイナミクスでは、脳脊髄液から感じることの出来る、原初の呼吸を聴くことから始まります。
身体は私たちの想像をこえるほどの大きな智慧を持っています。
どんな困難に直面していても、潜在的な健全さは驚くべき変容を起こせるだけの可能性を秘めています。
ドイツ、イギリスなど、ヨーロッパでは、広く代替医療として認められているボディーワークです。
クラニオセイクラルには2種類あります。詳しくはこちらをクリック!
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